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2009.07.01 (Wed)

グリンの沼地
西南学院の院長、西南学院大学の学長をされた田中輝雄先生が去る6月28日(日)に天に召されました。大きな悲しみを覚えます。先生が学院の読み物にお書きになったものが『松の緑青春の色』として出版されましたが、今改めてそれを読んでいます。懐かしい先生の口調が思い出されます。その中で特に心に響いたものをご紹介します。


私が教えられ、また大切にしている書物があります。それは『ドージャー院長の面影』〔1934(昭和9)年〕で、ドージャー院長死去(1933年5月)一周年の記念に刊行された追悼の書であります。…その中に、「故人愛吟の詩」が4篇入っており、その1つが「グリンの沼地」(The Marshes of Glynn)という、ジョージア州出身の詩人シドニー・ラニア(Sidney Lanier,1842-1881)の傑作の一部です。私は留学生時代、ジョージア州東海岸ブラウンズウィックの近くのこの沼地に立って、その茫洋たる光景に打たれたことを思い出しますが、ドージャー先生がこれを愛されたことに私は深い興味を覚え、また分かるような気がするのです。
グリンの沼地 ―故人愛吟―
  鴫(シギ)が、沼地に、秘かに巣を作る様に 
   神の偉大さの中に、私は巣を作る。
  鴫が沼地と、天の、自由なる、ひろがりを、
とびかける様に、
   神の偉大さの中を、私は飛びかける。
  葦が、地に、多くの根を下ろす様に、
   神の偉大さの中に、私はしっかりと、根を下ろす。
私たちの仕事も、神の偉大さの中で巣を作り、飛び、そして根を下ろすことではないかと思います。

田中輝雄先生、ありがとうございました。天国での再会を信じて感謝します。
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2009.06.12 (Fri)

真っ赤なぐみが
今、私は仮の牧師館に住んでいます。これまで住んでいた牧師館を取り壊し、そこに園舎を建築するためです。3年位はそこに住むことになりそうです。ところでこの家の大家さんは庭が好きな方とみえて、季節ごとの花が次々に咲き、私の目を楽しませてくれます。今はぐみの実が鈴なりです。春先に花が咲き、青い実ができ、やがて少し赤みがかった時に口に放り込んだのですが、そのしぶいこと…。ところが数日前からからすが2羽やってくて朝から「カアー、カアー」とさわがしいのです。窓から見ると2羽でせっせとぐみの実を食べているのです。「美味しいのかなあ?」と思って、庭に出て一つつまんでみると、これが案外甘い。からすはちゃんと食べ時を知っているのでしょう。からすに全部食べさせるのも悔しいので、少しだけ私も分け前をもらうことにしました。今朝も数個食べましたが、子供時代の懐かしい出来事もついでに思い出しました。
11:41  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.06.06 (Sat)

幸福になる近道
 アフリカの聖者と言われたアルヴェルト・シュヴァイツァーの言葉。「あなたの行く末に何が待っているのか、私には分かりません。ただ一つ分かっているのは、人に仕える道を見出した者のみが真に幸せになる、ということです。」
 確かにそうだと思う。アルヴェルト・シュヴァイツァーもマザー・テレサも生涯人に仕えて歩んだが、彼らは「自分の生涯は不幸せだった」とは言わなかった。彼らは幸福だったのだ。
 私たちも、自分のためだけに歩んだ一日と、誰かのために自分の時間を少しだけ使った日とを比べると、何かが少し違う。後者の方が満足感というか幸福感が大きい気がする。一日に30分だけ純粋な気持ちで他者のために時間を使ったら、一週間の終わりにはもっと大きな幸福感があるにちがいない。
 
10:45  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.31 (Sun)

心のトレーニングを
 年を取ると、笑うことが少ないし、感謝することも少なくなる。最近心の底から笑ったのはいつだったろう?青少年の頃には文字通りおなかがよじれるくらい笑ったのに。これは心の老化だ。
 そこで心のトレーニング「今日一日の中で楽しかったことを3つ以上思い出そう」・・・うーん、思い出せない、笑っていない。仕方がない、夜、録画している「笑点」を見て大いに笑うことにしよう。
 もう1つ心のトレーニング「感謝したいことを3つ以上思う出そう」・・・これは大丈夫。今日は礼拝の日だったので教会の大勢の仲間に会った、西南学院高校生が大勢礼拝に出席してくれた、デジカメの不調の原因がわかった、リードオルガンの専門家が修理のために東京から来てくださった、あるご婦人が「牧師先生の健康が今週も守られますように」と祈ってくれた。ああ今日はとてもいい日曜日だった!

18:46  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.05.23 (Sat)

子供たちはじっと見ています
 マザー・テレサが『愛するために』の中で次のように語っています。「両親が神のことを話題にするのを聞くことは、子供にとってとても大切なことです。子供はきっと神について尋ねるようになるでしょう。祈ること、互いに愛し合うこと。悲しみを分かち合うこと。一緒に喜ぶこと。両親が手本を示せば、子供たちがこれらのことを忘れることは決してないでしょう。子供たちはじっと見ています。そして見ながら成長していくのです。自分たちの生き方の大切なことを、子供たちは親の生き方を見ながら学んでいくのです。」
 私自身の生活を振り返っても、この言葉の真実さを実感します。両親の祈る姿、神と人に奉仕する姿、喜んで献金する姿…、それらが無言のうちに、神がおられること、神は愛であることを私に確信させてくれました。両親、特に母親は、神の愛に応えて生きることを具体的に示す大切な役目を持っているのです。 (週報巻頭言より)
14:23  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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